協会について

当協会について

建築基準法に定められている設計、工事監理、建築工事請負契約に関する事務・建築工事の指導監督、建築物に関する調査、鑑定および建築に関する法令条例に基づく手続きの代理を行う建築士事務所の業務の適正な運営を確保するとともに、建築文化の向上をはかり、公共の福祉増進に寄与することを目的としている一般社団法人の団体です。

ご挨拶

会長

令和7年5月29日の定時社員総会、及び臨時理事会にて会長に選任されました内田康博と申します。よろしくお願い申し上げます。
私たち一般社団法人 京都府建築士事務所協会は、遡ると、大正9年市街地建築物法が施行された翌年、大正10年に京都工務協会として設立され、その後、何度かの改組を経て、昭和51年には京都府より社団法人京都府建築設計協会として許可されました。設立から100年、社団法人として50年の歴史をもち、京都府では建築士事務所の団体として唯一の法定団体です。

当協会は、建築士事務所の業務の適正な運営と健全な発展、及び建築主の利益の保護を図り、もって建築文化の向上、公共の福祉の増進に寄与することを目的としています。
建築士事務所向けには、定期講習などの法定講習の他、年々積み重ねられる法改正、及び技術革新などに対応したスキルアップのための講習会なども開催しています。その他、会員同士の交流のためのイベントを開催し、専門技術者としての情報交換の場として、また、歓談の場として御参加いただいています。
また、建築士事務所の団体として、よりよい法制度を実現するため、国や自治体への要望活動を行っています。
一般向けには、建築士事務所キャンペーンとして、建築士事務所の役割をアピールするためのイベントを行い、住宅の耐震等についての相談窓口を設けています。また、建築士事務所の業務に関する苦情の相談をお受けし、解決の場を提供しています。

その他、建築士事務所として社会に貢献することをサポートするため、引き続き様々な活動を行ってまいりますので、今後とも皆様方のご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。

一般社団法人 京都府建築士事務所協会
会長 内田康博

法定法人について

1.京都府建築士事務所協会は、平成21年1月5日から法定法人になりました。

本会は、平成21年1月5日から建築士法に規定された法人となりました。
よって、

(1)協会は、建築士事務所の業務の適正な運営と建築士の利益の保護を図ることを目的に、
1.建築士事務所の業務について、開設者に対する指導、勧告等
2.建築士事務所の業務に対する建築主等からの苦情の解決
3.建築士事務所の開設者及び属する建築士に対する研修
を実施することとなります。(建築士法第27条の2)

(2)会員の皆様は苦情の解決に関して、協会から説明又は資料の提出を求められたときはこれを拒んではならないことになっております。(第27条の5第3項)
そのほか、
1.協会は、正当な理由がないのに加入を拒んではならない。(第27の3)
2.建築士事務所協会でない者は、名称中に建築士事務所協会という文字を用いてはならない。(第27条の4第1項)
3.協会会員でない者は、その名称中に建築士事務所協会という文字を用いてはならない。(第27条の4第2項)
こととなっております。

このように法定法人となると、協会や会員は義務を負いますが、その反面、消費者からみて信頼できる協会及び事務所であると信用が増すことになります。

2.苦情解決業務を実施します。【苦情解決業務の申出の方法】

本会は、平成21年1月5日から苦情解決業務を実施します。
本会は、従来指定法人として苦情処理を行ってきましたが、法改正により法に基づき苦情解決業務を実施することとなります。(第27条の5)

この苦情解決業務は、

1.建築士事務所の業務に関する苦情解決の申し出(建築主、その他の関係者)

2.苦情解決受付(事務局)

3.相談(指導委員会・建築相談室専門委員会)
1.必要な助言、調査を行い、当該建築士事務所に通知し迅速な処理を求める。
2.必要があるときは、開設者に説明又は資料の提出を求める。

4.解決(状況によって斡旋)

会員の皆様におかれましては、協会から苦情解決に係る説明や資料の提出等の求めがあったときは、ご協力をお願いいたします。

沿革

本会の歴史は大正9年市街地建築物法が施行された翌年、即ち大正10年に設立された京都工務協会にさかのぼり、99年以上の歴史を有しております。

大正10年5月 京都工務協会設立
昭和9年6月 京都建築設計業組合連合会に改組
昭和14年5月 京都建築設計代理業組合に改組
昭和21年9月 京都府建築士組合に改組
昭和24年11月 京都府建築代理士会に改組
昭和28年12月 京都建築士設計協会に改組
昭和37年9月 全国建築士事務所協会連合会設立と同時に加盟
昭和50年5月 全国建築士事務所協会連合会の社団法人許可おりる
昭和51年4月 京都府より社団法人京都府建築設計協会として許可される
昭和54年4月 社団法人京都府建築士事務所協会と改称
平成18年5月 社団法人京都府建築設計事務所協会と改称
平成20年8月 社団法人京都府建築士事務所協会と改称
平成21年1月 建築士法に基づく法定団体となる
平成24年4月 一般社団法人京都府建築士事務所協会に組織変更
平成27年10月 指定事務所登録機関として指定

本会は、建築士事務所の団体としては京都府で唯一の法定団体です。また、一般社団法人日本建築士事務所協会連合会に加盟しています。

会員プロフィール

正会員

建物の設計、工事監理を専門とする建築士事務所の集まりで幅広い建築知識を持った人材を多く揃えています。 会員は京都府下を網羅。親切と信頼をモットーに建築文化の向上をはかり地域の発展に寄与することを目的としています。

賛助会員

当協会の目的に賛同する建築関連企業で構成されています。 建築のそれぞれの分野を専門域で活動するプロ集団の集まりで、多彩な地域貢献により人々の信頼を得ています。

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